ジャズギター教則本・DVD等
▼ 音楽理論
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インプロヴィゼーションをする全ての演奏家にオススメの音楽理論書です。理論だけわかりやすく解説する書籍は山ほどあります。でも、それらの理論を名プレイヤーがどのように使っていたか…ということまではほとんど示されていません。一番知りたい部分なのにね。しかし、これはすごいですよ。Charlie Parker,John Coltrane,Thelonious Monk,Miles Davisなどなど層々たる演奏家たちの実例(譜面)と採譜したアルバムが豊富に示されています。僕もまだ全部読みきれていませんが、読むたびに新しい発見があります。ペンタトニックのジャズらしい使い方、曲の覚え方、練習の効果的なやり方、リードシートの読み方まで丁寧に書かれていて初心者にもOKですが、タブ譜はないのでご注意。上級者にとっては、アウトサイドでの演奏、高度なリハーモナイゼーションなどの情報が満載されていますし、一歩踏み込んだ勉強ができると思います。
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代理コードやUST(アッパー・ストラクチャー・トライアド)などのジャズでよく用いる理論がきちんと整理されている。
ギタリスト“矢堀 孝一”氏をはじめ、多くのミュージシャンが愛用している名著。ただし、タブ譜・コードダイアグラムなし。
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せっかく覚えた音楽理論を実践で応用できなければ意味がない。その点をふまえ、“音楽理論をギターの指板上に置き換え、
実際に弾いて音を出しながら学べる”ところが魅力。
▼ スタンダード集(楽譜集)
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セッションでよく演奏されるスタンダード・ナンバーが208曲収録されている。初心者必携。
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続編の「VOL.2」「VOL.3」もあるが、スタンダードの名曲が多いのは、この「VOL.1 6th Edition」。法的な問題が解決され、やっと普通に購入できるようになった。
▼ 教則DVD
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アドリブのネタを増やしたい方はもちろん、自分のプレイにちょっとしたジャズ・エッセンスを加えたい方におすすめ。
付属の解説本には“各フレーズのアナライズ(分析)”が載っており、とても参考になった。デモ演奏「枯葉」と「星影のステラ」も聴きごたえあり。
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ソロギターやアドリブのラスト・コーラスなどで多用される「コード・ソロ」。コード・ボイシングを変えながらトップ・ノートを動かすテクニック,逆循環(2516進行)の発展的なアイデア、分数コードのかっこいい使い方などとても役にたった。収録デモ演奏「I'll REMENBER APRIL」,「MY FUNNY VALENTINE」,「MY ONE AND ONLY LOVE」。
▼ マイナス・ワン
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ジャズを本気の趣味にしたい方に最適。スウィング・リズムの感じ方,アドリブ・ソロの組み立て方などを詳しく解説。
B♭とFブルース、マイナー・コード上でのアドリブ(←モードで役立つ)、5度進行、トゥ・ファイブ進行オールキーなど全10トラックを収録したマイナス・ワン。
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ジャズで頻繁に演奏されるコード進行のトゥ・ファイブ・ワンを練習、 マスターするための教材。 パターンを数多く覚えることでアドリブの自由度が上がること必至。
▼ リーディング(読譜)
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「五線譜がスラスラ読めたらどんなにいいだろう・・・」そう思ってリーディング(読譜)の練習を続けています。おかげでスタンダード・ナンバーのリードシートなら、初見である程度読めるようになりました。練習のポイントは、音名(ドレミ…)を口で歌いながらギターを弾くこと。とにかく、口に出して歌うことです。また、得意なポジションとそうでないポジションがあるかと思いますが、これは7つのポジションで偏りなくエクササイズできます。
▼ その他
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様々なキーやスタイルの楽曲におけるイントロ&エンディングを60例ほど紹介している。
五線譜だけでなくコード・ダイアグラムも載っており、付属CDではすべてのExample演奏が収録されている。
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MOLESKINE(モレスキン/モールスキン)のノートは以前から使っていたのですが、"五線ノート"があるとは知りませんでした。いつでも持ち歩けるサイズ(9x14 cm)で、紙質はかなり丈夫。何度消しても破れそうにない安心感があります。192ページすべてにフレーズを書き込んだとき、どれくらいギターが上手くなっているか・・・ひそかな楽しみです♪