Major251フレーズ(010)
▼ フレーズ
※譜面をクリックすると拡大できます。
▼ 解説
Key=CメジャーのⅡⅤⅠフレーズ。
G7(=ドミナント・セブンス・コード)では、A♭m7(【読】エー・フラット・マイナー・セブンス)のアルペジオを弾いています。
●G7上でA♭m7を弾くと、どんなサウンドになるの?
A♭m7の構成音には、G7のオルタード・テンション「♭9(【読】フラット・ナインス)」と「♭13(【読】フラット・サーティーンス)」が含まれています。なので、全体のサウンドにコードネームをつけるとすれば、G7(♭9・♭13)ですね。
このように、G7にオルタード・テンション(♭9・♯9・♯11・♭13)を用いると、トニック(C△7)への解決感が強くなりますよ。
●どんな必然性があってA♭m7が登場したのか?
G7の裏コード(D7)をⅡⅤ(トゥ・ファイブ)化してみましょう!
G7 → D7 → A♭m7-D7
(裏コード) (裏コードをⅡⅤ化したもの)
ほら、カンタンにA♭m7が出てくるよね。
この 「 裏コードのⅡⅤ化 」 はウエス・モンゴメリーが頻繁に使っていた方法です。
« 前の記事 「 Major251フレーズ(009) 」 へ
» 次の記事 「 Major251フレーズ(011) 」 へ