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Minor251フレーズ(023)

▼ フレーズ

※譜面をクリックすると拡大できます。

マイナー251フレーズ



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▼ 解説

歌心あふれるバップスタイルのギターを聴かせてくれるギタリスト
Jimmy Raneyジミー・レイニー)。

彼のアルバム「 Live in Tokyo 1976 」からコピーしたフレーズです。
6曲目「 Autumn Leaves 」の" 0分39秒 "あたりから始まります。


▼CD紹介「 Live in Tokyo 1976 」Jimmy Raney
Live in Tokyo 1976 / Jimmy Raney

それでは、フレーズの解説をしていきます。

オリジナルの Key は Dmですが、Autumn Leaves が Key in Gmで演奏されることが多い(?)ので 「Am7(♭5)-D7-Gm(Key in Gm)」 へ移調しました。


Am7(♭5)(Ⅱm7(♭5))

Am7(♭5)では♭5th から入り、Aロクリアン・スケールの音使いで上昇しています。

Aロクリアン・スケールはいわゆる、コード・スケール(コード上で使えるスケール)ですが、もっと楽に考えると「Gナチュラル・マイナースケール」と同じ音でできてます。

Gナチュラルマイナースケール

僕自身がアドリブするとき、ダイアトニック・コードがつづく場合は、各コードに対応したコード・スケールを考えながら弾いたりしません。

Am7(♭5)-D7-Gm は Gmキーの ダイアトニック・コードなので、すべてGマイナースケールで楽に考えて、音楽的な部分にエネルギーを使っていくのもありです。


D7(Ⅴ7)

D7の出だしでは、長3度である「ファ♯」に向かって半音下からアプローチしています。

7thコード上でよくあるアプローチの一つです。これ、指グセになってるギタリストは数知れません・・・

D7のコードトーンと長3度へのアプローチ

その後、D7のコードトーンで上昇していきますが、最後の方でオルタード・テンションである「♭9th」「♯9th」が ”さりげなく” 組み込まれてます。

フレーズの流れを大切にした組み込み方ですね。


Gm7(Ⅰm7)

あたまからGmのコードトーンで落ち着いてます。

次に出てくる「ド」は11th(4th)ですが、一般的に、m7やm7(♭5)のようなマイナーコード上では11th(4th)が頻繁に登場します


それでは、Keep Practicing !!! (^-^)/

HIDE

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