メールマガジン「 実践☆ジャズギターアドリブ講座 」のバックナンバー

» 詳細
無料メールマガジン
アドリブにそのまま使える美味しいⅡⅤⅠフレーズ ( サンプル音源つき ) を配信中! ジャズギター関連の役立つ資料(eBook)もプレゼントしています!
メールアドレス
Powered by
TOPバックナンバーメジャー251フレーズ > Major251フレーズ(022)
Major251フレーズ(022)

▼ フレーズ

※譜面をクリックすると拡大できます。

メジャー251フレーズ



( ※再生できない場合はスピーカーをクリック → 再生 )

▼ 解説

オランダを代表するふたりのトップ・ギター・プレイヤー


Maarten van der Grinten (マーテン・ヴァン・デル・グリンテン)
Jesse van Ruller (ジェシ・ヴァン・ルーラー)


によるデュオ・アルバム「 Nine Stories 」からコピーしたフレーズです。


8曲目「 Chi-Chi / Freight Trane 」の " 2分52秒 " あたりから始まり、
弾いているのはジェシ・ヴァン・ルーラーです。

( Freight Trane の楽譜は「The Real Book Vol.2 - Second Edition」にのってます。)


このデュオ・アルバム「 Nine Stories 」はなかなか聴きごたえがありますよ!


会話しているのがモロわかるというか…デュオのおもしろさがギュっ!と
詰まったアルバムだと思います。


CDを持っていらっしゃる方は、ぜひ本物を聴いてみて下さい。

▼CD紹介「Nine Stories」/ Jesse Van Ruller & Maarten Van Der Grinten
Nine Stories / Jesse Van Ruller & Maarten Van Der Grinten


それでは、フレーズの解説をしていきます。

オリジナルは「B♭m7-E♭7-A♭Maj7(Key in A♭)」で演奏していますが、わかりやすくするため 「Dm7- G7- CMaj7(Key in C)」 へ移調し、テンポも少し落として録音しました。



Dm7(Ⅱm7)

Dm7ではDマイナーペンタトニックスケールの音使いに9thを加えた形になっています。

拍のウラからオモテへ「ハンマリング」を用いて駆け上がっていますね。

このようなハンマリングを用いた弾き方はジョンスコフィールドが好んで使っています。
拍ウラにアクセントがほどよく付くのでカッコ良いと思います。


G7(Ⅴ7)

さりげなく♭9thや13thといったテンションを交えていますね。
他には・・・特にないです。


CMaj7(Ⅰ7)

3度のミ(1弦12フレット)の上下の音で挟み打ちしていますね。


 ファ(ミの半音上)→ レ♯(ミの半音下)→ ミ


このように、コードトーンを上下の音で囲い込むやり方は
ディレイドリゾルブ」とか
エンクロージャー」と呼ばれています。


次に、CMaj7の「ソ(5度)」から「ミ(3度)」へ半音で下がっていますね。


この半音ずつ下降していくラインは、
ジェシヴァンルーラーだけでなく、いろ~んな人が多用しています。


逆に、3度から半音ずつ上がって5度へ行くこともできますので、
下降と上昇を組み合わせるのもカッコいいと思います。




▼ おすすめ書籍
「 ライブハウスオーナーが教える絶対盛り上がるライブステージング術 」

「ライブハウスオーナーが教える絶対盛り上がるライブステージング術」佐藤ヒロオ/著
ライブハウスオーナーが教える絶対盛り上がるライブステージング術  佐藤ヒロオ


「ライブをしたい…、でもMCで何をしゃべろう?」
「どうやったらお客さんが喜んでもらえるMCができるんだろう?」


僕はかなりのMCべたで、ライブ前には何をしゃべろう…とか、
MCを急に振られたらどうしよう…などと不安になっていました(汗)


顔には出しませんが内心ドキドキで
背中も汗びっしょりになるんです↓↓


でも、いつかはMCでお客さんを笑わせたり、盛り上げたいし
「ライブに来て元気になったよ!」とか言ってくれたら嬉しいですよね♪


この本にはホントにたくさんのヒントが書かれています。
「うわー!そ、そうだったのか!」と目からウロコが落ちますよ。


たとえば、


 「今夜はわたしたちのライブに来てくれてありがとうございます!
 まずはこの曲を聴いてください!ワン・トゥ・スリー・フォー」


こういうMCはよく聞きますよね。でもこれ、
ライブハウスではすべてNGワード…だそうです。


このMCはそのバンドのファンだけが集まった会場でしか
言ってはならないMCであって、
見知らぬお客さんにはまったく通用しないし、シラけてしまう、と。


こんなMCをしているようじゃ、いつまで経っても知り合いしか来なくなるし、
自分たちでお客さんを集めなくてはならなくなる、と指摘しています。


読みながら冷や汗タラタラでしたが、僕だけでなく、
多くの人にもこの本を読んでもらいたいと思います。


お客さんのココロをぐっとつかんだライブをしていれば、

「ちょっと仕事帰りに生ライブを聴いていこうか!」

と思ってくれる人も増えるはず!


この本はおそらく初心者だけでなく、何年もライブ活動をされている方にも大きな財産になるはずです。


それでは、Keep Practicing !!! (^-^)/

HIDE

« 前の記事 「 Major251フレーズ(021) 」 へ
» 次の記事 「 Minor251フレーズ(023) 」 へ

« バックナンバーの一覧へもどる
« TOP へもどる

Copyright (C) 2005-2013 , Strat !! Jazz Guitar Lecture , All Rights Reserved.
Powered by Movable Type 3.33-ja