Major251フレーズ(016)
▼ フレーズ
※譜面をクリックすると拡大できます。
▼ 解説
Key=CメジャーのII-V-Iフレーズ。
今回のフレーズのポイント:
G7(V7)上で“ Eコードのアルペジオ ”を弾いているところ
◆なぜG7上でEコードのアルペジオが弾けるのか?
では、一緒に考えてみましょう!
まず、Eコードのコードトーンを書き出してみます。
Eコードはトライアド(3和音)なので
・ミ
・ラ♭
・シ
の3つの音で構成されていますね。
次に、これらの音がG7から見て何度になっているか調べます。
・ミ :13th
・ラ♭:♭9th
・シ :3rd
ですね!「ミ」はG7から見ると「13th」になり、「ラ♭」は「♭9th」になります。
つまり・・・
G7上でEを弾くとG7(♭9、13)のサウンドに近くなる
ということなんですね!
◆G7(♭9、13)を分数コードで弾こう!
G7(♭9、13)のサウンドは個人的に大好き!
G7(♭9、13)を分数コードで書きなおすと
E(onG)
になりますが、このコードをちょっと弾いてみてください。
E(onG)のコードフォーム
どうですか? なかなかカッコいいサウンドでしょ?こういうサウンドは、ジョン・スコを始めとしたコンテンポラリーなジャズミュージシャンが好んで使っています。
G7(V7)が出てきたらあなたもE(onG)、ぜひ使ってみてくださいネ♪
HIDE
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