メジャースケールってなに?
まず皆さんよくご存知の、メジャースケールを確認しましょう。
スケール(音階)はくわしく見てみると、
規則的な音の並び(全音と半音などの組み合わせ)で
できていることがわかります。
今後でてくるさまざまなスケールと比較するためにも、
その構造をよく理解しておきましょう!
■Cメジャースケール( C Major Scale )
代表的なCメジャースケールを例に、解説していきます。
Cメジャースケールは
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ
ですが、これはどんな規則性で並べられているのでしょうか?
規則性を調べるために、
「音と音の距離(=音程)」 を調べてみましょう。
┌―――――――――――――┐
・【ド】と【レ】の距離は?
→ 全音(=半音2つ分)。
・【レ】と【ミ】の距離は?
→ 全音(=半音2つ分)。
・【ミ】と【ファ】の距離は?
→ 半音。
・【ファ】と【ソ】の距離は?
→ 全音(=半音2つ分)。
・【ソ】と【ラ】の距離は?
→ 全音(=半音2つ分)。
・【ラ】と【シ】の距離は?
→ 全音(=半音2つ分)。
・【シ】と【ド】の距離は?
→ 半音。
└―――――――――――――┘
つまり
Cメジャースケールというのは、
C(ド)音から「全・全・半・全・全・全・半」の間隔で並べられたスケール
なんですね。( 記号 … 全:全音 / 半:半音 )
これがメジャースケールの規則性なんです。
キーがC以外の場合でも、
この規則性をあてはめることができます。
例えば、Dメジャースケール。
D(レ)音から「全・全・半・全・全・全・半」の間隔で音を並べると
レ・ミ・ファ♯・ソ・ラ・シ・ド♯
となります。
ぜひ、ギターの指板上で確認してみてくださいね。