スケールはコードフォームに重ねて覚える
さて、今回は
「スケールはコードフォームに重ねて覚える」
というお話です。
話の内容はカンタンだけど、これからスケールを
練習するという人には、とても大切な話です。
結局、アドリブでスケールを使いこなすには
どんなコード上で、どんなスケールが使えるか
を知っておかなければなりません。
だったら、スケールを練習する際に
1.コードを弾いて
2.そのコード上で使えるスケールを練習する
この2点をふだんの練習でやっておけばイイよね♪
例えば、前回お話したメジャースケール。
□メジャースケールが使えるコードは
・□Maj7
・□Maj7(9)
・□6
・□6(9)
・Key=□メジャーのダイアトニックコード
などのコードです。
( □には同じものが入ります。なお、
ダイアトニックコードについては
コード理論でお話します。 )
□にCが入る場合、
1.CMaj7を弾く
2.Cメジャースケールを弾く
この流れで練習します。
ここで大切なことは・・・
┌――――――――――――【重要】┐
コードフォームの上に
スケールを重ねて練習する
└―――――――――――――――┘
ということ。
これは、スケールを弾きながら、あたかも
コードフォームを押さえているような感覚です。
コードフォームのポジションと
スケールのポジションを重ねます。
すると・・・
- アドリブ中にコード進行を見失いにくくなる
- 【コードからアドリブへ】または【アドリブからコードへ】の切り替えがスムーズにできる
- コードフォームのポジションを広げれば、スケールのポジションも広がる
などのメリットを生み出します。
これからスケールを始めるという方は
ぜひ、コードとスケールを組にして、
練習していってくださいね。
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