これまで、メジャースケール( Key=C )を
7つのポジションに分けて弾く練習をしました。
今回のミッションは、全てのキーのメジャースケールが弾けるようにすること。
つまり、キー・チェンジ( Key Change )の方法を身につけることです。
ジャズでは、ボーカルの音域に合わせて
キーを変えることがあります。
また、曲中で部分転調する場合があるので、
キー・チェンジできないと大変なことになります。
ですから、今のうちにきちんと理解しておきましょう!
といっても、そんなに難しいことではないので安心してください♪
▼キー・チェンジの方法
いきなりですが、キー・チェンジしましょう!
前回覚えたメジャースケール(Key=C)のポジションを
そのままの形で、2フレット上に水平移動させて弾いてみてください。
ちょうど白丸(○)がD(レ)音の上に来てますか?
来ていれば、それでマチガイナカです!
実は、これだけでKey=Dのメジャースケールを弾いていることになります。
要するに・・・
キー・チェンジするには、
白丸(○)をそのKeyの音に合わせればいいだけです!
例えば、B♭メジャースケールなら白丸(○)をB♭(シ♭)にあわせて弾けばよい。
Gメジャースケールなら白丸(○)をG(ソ)にあわせて弾けばよい。
簡単でしょ?
キー・チェンジの方法、ご理解いただけましたか?
このように、Cメジャースケールをしっかり練習しておけば、他のキーも難なく弾けるようになります。これがギターの強みでしょうね。ピアノやサックスなどはそうはいきませんから。
それでは、最後に、Key=C・D・E・F・G・A・Bにおけるメジャースケールのポジションを掲載しておきますので、参考にしてみてください[表1]。
キー | ポジション |
---|---|
C | Cメジャースケール |
D | Dメジャースケール |
E | Eメジャースケール |
F | Fメジャースケール |
G | Gメジャースケール |
A | Aメジャースケール |
B | Bメジャースケール |
は~い、おつかれさまでした。
今回は、キーチェンジの方法を紹介しました。
たかがメジャースケール。
されどメジャースケールとよく聞きます。
僕もメジャースケールを今でも練習しますし、メジャースケールが弾けるようになって、初めてスタートできたと感じました。
あなたも焦らずじっくり身につけてみてくださいね♪
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