トニック・コード
トニック・コード(Ⅰ)とは、曲のキーの主音(Key=Cの場合、Cの音)をルートとするコードのことで、とても安定したサウンドをもっています。
▼ トニックの終止感
それでは、実際にトニックのサウンドを聴いてみましょう!G7-Cというコード進行を弾くと、G7( ドミナント7thコード )では不安定なサウンドがするのに対し、C( トニック・コード )では「 安定している,落ち着いている,行き着いた 」ような感じがします。これが トニックの終止感 です。たいていの曲がトニック・コードで終わっています。
▼ キーの判別はトニック・コード
調号に♭が1つ付いている場合、その曲のキーは F か Dm のどちらかです。これを判別するには、やはり曲の最後のトニック・コードを見ます。
Fで終わっていれば、Key=Fですね。