拍オモテ・拍ウラ
▼ 拍オモテと拍ウラってどこのこと?
4ビートの曲でオモテといえば「1・3拍目」、ウラといえば「2・4拍目」を指しますが、ここでは、「拍オモテ」「拍ウラ」について簡単に解説します。
「拍オモテ」と「拍ウラ」は1拍の中での話になります。
まず、4分音符を2つに分けると8分音符になるよね。そのうち、
前の8分音符を「拍オモテ」
後ろの8分音符を「拍ウラ」
と呼びます。
それから、もしバンドの仲間に「3拍目ウラをもっと強調して!」と言われたら・・・
「拍オモテ」と「拍ウラ」という言葉を知っていれば、こうやって具体的に指摘できるわけですね♪
▼ 拍ウラにメトロノームを鳴らす
多くのジャズミュージシャンがやっているメトロノームの練習方法なのですが、「拍ウラにメトロノームを鳴らす」というのがあります。
メトロノームを2・4拍に鳴らす練習だけでは、スイングのリズムはなかなか身につけられません。「スイングは跳ねるリズム」といいますが、この跳ね具合、つまり“拍ウラの入り方”を身につけることが大事。
拍ウラの入れ方がスイングのノリに大きな影響を与えています。