ペンタトニック・スケール (Pentatonic Scale)とは、5つの音でできた音階。
ジャズはもちろん、ブルース、ロック、ポップス、ファンク、カントリーなどのアドリブや、日本の民謡、童謡、演歌まで幅広く対応できる。
代表的なものは
「メジャー・ペンタトニック・スケール」と
「マイナー・ペンタトニック・スケール」。
通常、ペンタトニック・スケールといえば、
メジャー・ペンタトニック・スケールを指すことが多い。
◆メジャー・ペンタトニック・スケール
メジャー・ペンタトニック・スケールは、メジャースケールから4度と7度を抜いた「1ー2-3-5-6度」で構成されている。
4・7度がないので「47(よな)抜き」と呼ぶこともある。もっと覚えやすい呼び方はないものか・・・
例えば、キーがCメジャーのCメジャー・ペンタトニック・スケールの場合
◆マイナー・ペンタトニック・スケール
マイナー・ペンタトニック・スケールは、ナチュラルマイナースケールから2度と6度を抜いた「1ー♭3-4-5-♭7度」で構成されている・・・と覚えてもいいんだけど、もっとシンプルな考え方がある。
Cメジャー・ペンタトニック・スケールの6番目の音(ラ)をトニックだと考えると、Aマイナー・ペンタトニック・スケールになる。
Aマイナー・ペンタトニック・スケール
Aマイナー・ペンタトニック・スケールは、Cメジャー・ペンタトニック・スケールと全く同じ音で構成されていて、始まる音(トニック)が違うだけ。
だから、Cメジャー・ペンタトニック・スケールのポジションは全てAマイナー・ペンタトニック・スケールとして使うことができる。
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