コード理論の第１４回目！

これまで 『 Ｍａｊ７のアルペジオ 』 と 『 ｍ７のアルペジオ 』 のポジションを紹介しました。もう覚えたかな？

今回は、セブンス（７th）コードのアルペジオです。これで
メジャーのⅡⅤⅠ（【読】トゥ・ファイヴ・ワン）に必要なアルペジオがそろいますネ♪

▼ セブンスコードのアルペジオ

では、いつものごとく、コードフォームを崩してアルペジオを導きます。
左側がコードフォーム、右側がコードフォームを崩してできるアルペジオになっています。両者を関連づけて覚えましょう！

▼ セブンスコードの持ち味「トライトーン」をフレーズに活かそう！

音程って覚えていますか？
そう、音程とは、「音と音の高さの差」のことでしたね。

さて、セブンス・コードの長３度［記号：Ｍ３］と短７度［記号：ｍ７］の音程は、増４度（＝減５度）。全音３つ分の音程です。
この音程をトライトーン（＝三全音）と呼びます。

トライトーンの響きを聴くと“不安定で落ち着きが悪い感じ”がすると思いますが、セブンスコードはトライトーンのおかげで「次のコードに進行して落ち着きたがる」という性質をもっています。まさに、トライトーンこそセブンスコードの持ち味なんですね。

この持ち味をアドリブに活かすために、長３度と短７度を多めに・長めに弾くことがあります。
また、セブンスコードで使えるスケールにも、長３度と短７度が含まれています。

参考までに、Ｇ７で使えるスケールをいくつかあげておきます。

【参考】Ｇ７に対して使えるスケール

• Ｇ ミクソリディアン・スケール


• Ｇ Ｈｍｐ５↓・スケール


• Ｇ オルタード・スケール


• Ｇ リディアン７th・スケール


• Ｇ ディミニッシュ・スケール


• Ｇ コンビネーション・オブ・ディミニッシュ・スケール


• Ｇ ホールトーン・スケール

スケールやアルペジオを使ってセブンスコードを攻略するなら、セブンスコードの３度と７度は要チェックです！

はい、お疲れさまでした。
次回、ｍ７^（♭５）コードのアルペジオを紹介します。

では、また(^-^)/