m7(♭5)アルペジオ一覧
コード理論の第15回目!
これまでに、Maj7,m7,7thコードのアルペジオ一覧を紹介してきました。
今回は、マイナーⅡⅤⅠ(トゥ・ファイブ・ワン)のⅡにあたるコード:m7(♭5)のアルペジオです。 m7(♭5)は、別名「 ハーフ・ディミニッシュ 」と呼ばれることもあります。
▼ m7(♭5)コードのアルペジオ
では、いつものごとく、コードフォームを崩してアルペジオを導きます。
左側がコードフォーム、右側がコードフォームを崩してできるアルペジオになっています。両者を関連づけて覚えましょう!
「こんなにたくさん覚えられな~い」という人は、ポジション【1】・【3】だけでも大丈夫です!余裕があれば、他のポジションにも挑戦してみましょう。
▼ アルペジオでコードの構成を理解しよう!
アルペジオのポジションを覚えるとき、ポジションを視覚的に丸暗記してもかまいませんが、どうせなら コードの構成を把握し、他のコードと比較しながら覚えていくとGoodです。
たとえば、m7とm7(♭5)の構成を比較してみましょう。
m7の5度をフラットさせれば、m7(♭5)になるよね。
P5(完全5度)→♭5(減5度)
以下のように、コードトーンを変化させながらアルペジオを弾いてみてください。
コードの構成がよく分かるようになります。
● Maj7
↓ “ M7(長7度) ”を半音下げる
● 7th
↓ “ M3(長3度) ”を半音下げる
● m7
↓ “ P5(完全5度) ”を半音下げる
● m7(♭5)
↓ “ m7(短7度) ”を半音下げる
● dim
はい、お疲れさまでした。
次回、dim(【読】ディミニッシュ)とaug(【読】オーギュメント)コードのアルペジオを紹介します。
では、また(^-^)/